カンブリア宮殿 アルピニスト野口健 のトークの一部をメモ

エベレストの手前には、たくさんのベースキャンプが張られている。
登山のできる時期は限られていて、場合によっては、その期間中ずっと悪天候という場合もある。

ここで登山を諦めるか、登山を強行するかというのが、実はお国柄によってだいぶ違ってきているのという。

日本・韓国・ロシアは強行していく国々なのだそうだ。
日本のチームは「みんなの意見を聞こう!」、韓国のチームは「何が何でも登るぞ!」
だが、韓国に関しては少々かわいそうな面がある。彼らは実績を上げる事が絶対にあり、どんなに悪天候であっても上ることが求められる。

天候のために撤退したのであっても「失敗だ」と言われてしまう世界が、そこにある。

「冒険とは生きて帰ること」と言っていた植村直己が、悪天候の中、登山をして遭難してしまったのも、その当時の日本の社会が招いてしまった悲劇なんだと、アルピニスト野口健は思っている。

失敗に対する許容度の小ささ、これがチャレンジ精神をなくさせてしまう。
チャレンジすることが素晴らしいのだという世界になった方が良い。